サリチル酸を使用したケミカルピーリング

こんにちは。今回は、古い角質をはがし、様々なお肌の悩みの改善ができるケミカルピーリングについてご紹介します。

 

ケミカルピーリングの中でも、今回は「サリチル酸」についてお話ししようと思います。

 

サリチル酸とはなにかといいますと、BHA(ベータヒドロキシン酸)の一種で、硬くなったか角質を柔らかくしたり、角質同士の接合を弱める働きがあるため、ケミカルピーリングの薬剤として使用されています。

 

しかし、サリチル酸単体で使用するのではなく、マクロゴールという基剤と調合して、サリチル酸マクロゴールとして使用されていて、塗布した後に赤みやただれが生じにくいといわれているため、ケミカルピーりリングを初めて受ける方や、敏感肌のかたでも、行いやすい施術です。

 

サリチル酸と同様にケミカルピーリング剤として使用されているグリコール酸もあります。グリコール酸は、肌の状態に合わせて薬剤を調合することが可能ですが、肌に合わないと赤みが出たりただれることがあります。

 

グリコール酸については、こちらの記事で分かりやすく解説されています。

kirei.ai

 

サリチル酸は、毛穴に詰まっている皮脂と融合性が高いため、ニキビ肌に有効的な施術であるといえます。

 

皮脂と融合性が高い理由は、サリチル酸マクロゴールは、油に溶けやすい油脂性の製剤のため、皮脂に溶けるため、毛穴のつまりを改善することができます。

 

市販で売られている美容品の中に、サリチル酸配合という商品が売っていますが、一般の方が購入できる商品に含有できるサリチル酸の量は、製品の0.2%までと化粧基準法という法律で定められているため、クリニックや医療機関で得られるような効果は、得られません。例外として、海外から個人的に輸入して、購入者本人が使用する場合に限っては使用することができますが、ただれや赤みが生じた場合は自己責任になります。

 

しかし、毎日使用しても問題ないという製品も販売しているため、毎日のスキンケアの一環として取り入れてもいいかもしれません。

 

ケミカルピーリングは、医療行為にあたり、ドクターやドクターの管理下のもとで

のみ施術が可能なので、安全にケミカルピーリングを受けたい方は医療機関を受診しましょう!