二重整形のメリットとデメリット
コロナ渦になり、外出をする機会がかなり減少し、ステイホームの期間が長いこともあり、ダウンタイムを必要とする美容整形の需要が高まってきているようです。
その一つとして、二重整形があげられます。美容整形の中でも比較的認知度が高く、人気な施術の1つですが、ダウンタイムを必要とする施術のため、長い期間休暇を取れない人は施術をためらってしまう傾向にありました。
そのため、対面することが減少した現在では、思い切って施術を受ける人が多いように感じます。
そこで今回は二重整形のメリットとデメリットをご紹介します。
二重整形の種類
二重整形には、まぶたに糸を埋没させる埋没法と、皮膚を切開する切開法の2種類があります。
埋没法
埋没法は、産毛程度の糸をまぶたに埋没して二重を作る方法です。
二重ができる仕組みとして、まぶたの開閉をつかさどる挙筋が関係してきます。
瞼の開閉や、二重ができる仕組みについては、こちらでご確認ください。
埋没法のデメリット
埋没法のデメリットは、まぶたに埋め込んだ糸が何らかの拍子で外れたり、緩む可能性があるということと、医療機関によって方法が異なるため、どの方法が自分にあっているかわからないということです。
糸が外れても、まぶたに癖がついてそのまま二重を維持できることもありますが、二重を作る挙筋という筋肉を糸で代用することで、二重が形成されるため、まぶたに埋め込んだ糸が外れたり緩むと、二重を形成するものがなくなるため、元の形の目に戻ることがあります。
また、埋没法を複数回うけることはあまり推奨されていません。
その理由として、以下があげられます。
・埋没した糸を取り出すことはむずかしいこと
・抜糸をする際の値段が高いこと
・一度外れた経験がある方は再度外れる可能性が高いこと
・複数回受けるよりも切開したほうが安く済むこと
・何度も埋没することでまぶたに負担がかかること
埋没法は、施術をおこなうドクターや医療機関によって、糸の結び方や糸の本数が異なります。そのため、埋没法を受けようとしてもどの方法やドクターが自分にあっているかわかりにくい傾向にあります。
埋没法のメリット
埋没法のメリットは、切開法と比較して費用を抑えられることや、ダウンタイムが短いことがあげられます。
埋没法の値段は、麻酔の有無や糸の本数によって異なるため、一概には言えませんが、切開法よりも費用を抑えることができます。
医療機関によっては、学割やシニア割など割引を使用することができます。
また、皮膚を切開しないため、赤みや腫れなどのダウンタイムが短い傾向にあり、自然な二重にしたい人に向いているため、周囲からバレにくい二重を作ることができます。
埋没法がおすすめな人
・皮膚を切ることに抵抗がある
・切開法を考えているけど、その前にシュミレーションしたい
・費用を押さえたい
・自然な二重にしたい
・ダウンタイムが取れない
・まぶたの皮膚が薄く脂肪が少ない
切開法
切開法は、まぶたの皮膚を切開し、二重をつくる方法です。必要に応じて筋肉や脂肪除去をおこなうため、希望通りの形に仕上がりやすい方法です。
二重まぶた切開法|経過とダウンタイムも解説 | 美容整形なら東京中央美容外科【TCB公式】
切開法のデメリット
切開法は、皮膚を切開し縫合するため、抜糸が必要な施術で、施術部の腫れや赤みなどが伴います。完全にまぶたの腫れが収まるまで、1カ月~3カ月と長いため、ダウンタイム中に人と会うと、整形がばれやすい傾向にあります。
また、目頭~目尻まで切開する全切開をおこなうと、傷跡がわずかに残ってしまったり、下を向いた際に不自然に食い込みが残ってしまうことがあります。
切開法のメリット
切開法のメリットは、自身が求めている二重の幅や形を再現しやすく、半永久的にその二重を持続することができることです。
切開をおこなうと同時に脂肪除去をおこなうこともできるため、重い一重の方や、脂肪が多くて埋没法でうまくいかなかった方におすすめです。
切開法がおすすめのかた
・皮膚を切ることに抵抗がない方
・埋没法で取れた経験のあるかた
・西洋風のぱっちり二重にしたい方
・ダウンタイムが取れる方
・費用に余裕がある方
・脂肪が多く重い一重まぶたの方
二重整形の医療機関の選び方
コロナ渦でますます需要が高まってきている二重整形は、様々な医療機関や美容クリニックでおこなうことができますが、価格や直感で選んでしまうと失敗してしまうことがあります。
まぶたの状態にあわせて施術方法を提示してくれるドクターや、カウンセリングをしっかりしてくれるドクターを選ぶことで、失敗のリスクは減少されます。
また、ほとんどの医療機関では、無料カウンセリングを行っているので、一つの医療機関だけでなく、複数の医療機関を受診することをお勧めします。